ひろしま美術館

開催中の特別展

ただいま開催中!

ジパング 平成を駆け抜けた現代アーティストたち

ジパング展

2024年11月2日(土) ~ 12月22日(日)会期中無休
9:00~17:00(入館は16:30まで)

現代アートで「平成」を振り返る

平成という時代は「失われた30年」と否定的に語られる一方で、ファッションや建築、アニメやマンガ、そして現代アートの分野において素晴らしい作家たちが活躍し、世界的な評価を得た時代でもあります。本展は平成に生まれた日本の現代アートをクロニクル的に捉えた展覧会であり、平成23~24年(2011~2012年)に国内で開催された「ジパング」展を再編、更に発展させたものです。13年前のジパング展は、「日本の」現代アートがもつ魅力を「再発見」してほしいというねらいとともに、東日本大震災直後の日本が現代アートの力によって癒され、あるいは活力を得てほしいと企図されたものでした。
 今回のジパング展では、「平成」から「令和」へ、美術界を席巻したトップアーティストたちの作品を一堂に御紹介します。世界の現代アートの文脈を視野に捉えながら、日本の文化と結合・変容させ、独自の表現を獲得した彼らの作品は、いずれも時代の複雑さや多様性を反映しています。それぞれのアートを通じて「平成」という時代を振り返るとともに、今このときも生まれ続ける現代アートをお楽しみください。

左画像:O JUN《ハネルコ》2011年 中尾浩治氏蔵 撮影:宮島径 ©️O JUN, Courtesy of Mizuma Art Gallery

展覧会概要

会  期
2024年11月2日(土) ~ 12月22日(日) 会期中無休
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
主  催
公益財団法人ひろしま美術館、広島テレビ、中国新聞社
後  援
広島県教育委員会、広島市教育委員会、中国放送、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、ちゅピCOM
企画協力
ミヅマアートギャラリー
協  賛
広島銀行

駐車場について

障がい者等専用駐車場のみとなります。ご来館の際は公共交通機関をご利用いただくか、自家用車の方は近隣駐車場をご利用ください。

入館料

一般

2,000円(1,800円)

高大生

1,000円(800円)

小中学生

500円(300円)

  • ※( )内は前売または団体(20人以上)の料金です。
  • ※未就学児童は無料です。
  • ※本展の入館券でコレクション展示もご覧いただけます。コレクション展示のみの入館券は販売しておりません。
  • ※障がい者手帳をご提示の方は、ご本人と同伴者1人が無料になります。
  • ※65歳以上の方は1,800円となります。当日受付に年齢確認の出来るものをご提示ください。

チケット発売所

  • ひろしま美術館 (当日のみ販売)
  • 中国新聞販売所(取り寄せ)
    ※10月25日~12月22日まで販売
  • 中国新聞社読者広報部
    ※10月25日~12月22日まで販売
  • 広島市内の主なプレイガイド、画廊、画材屋、書店
    ※10月25日(金)より前売券販売開始
  • ローソン・ミニストップ店内「Loppi」(Lコード:61628)
    ※10月11日(金)より前売券販売開始
  • セブン-イレブン(セブンコード:107-994)
    ※10月11日(金)より前売券販売開始

割引

広島県立美術館×広島市現代美術館×ひろしま美術館 相互割引

「ジパング 平成を駆け抜けた現代アーティストたち」の会期中、広島県立美術館、広島市現代美術館と相互割引を実施しております。本展と広島県立美術館、広島市現代美術館で同時期に開催中の特別展入館券(半券可)を各受付にご持参いただくと、当日の入館券が100円割引になります。詳しくは各館にお問い合せください。

※一枚につきお一人様、各館一回限り有効 ※所蔵作品展(コレクション展示)は対象外です ※割引の併用はできません ※最新の情報は各館にご確認ください。

広島県立美術館

近代日本画の真髄  児玉希望-千変万化、驚異の筆力展

2024年10月4日(金) ~ 12月1日(日)

もしも猫展

2024年12月19日(木) ~ 2025年2月9日(日)

広島県立美術館のホームページはこちら

広島市現代美術館

ティンティン・ウリア:共通するものごと

2024年9月21日(土) ~ 2025年1月5日(日)

原田裕規:ホーム・ポート

2024年11月30日(土) ~ 2025年2月9日(日)

広島市現代美術館のホームページはこちら

「ジパング 平成を駆け抜けた現代アーティストたち」主な出品作品

作品画像

[出品作家/29組](五十音順/敬称略)
会田誠、青山悟、池田学、石田徹也、岩崎貴宏、宇佐美雅浩、江口綾音、岡本瑛里、荻野夕奈、O JUN、加藤泉、金子富之、草間彌生、小松美羽、近藤聡乃、佐藤雅晴、塩田千春、 棚田康司、teamLab、Chim↑Pom from Smappa!Group、筒井伸輔、名もなき実昌・梅沢 和木、奈良美智、宮島達男、宮永愛子、村上隆、森淳一、山口晃


左画像:池⽥学《誕⽣》2013-2016年 佐賀県⽴美術館蔵 デジタルアーカイブ:凸版印刷株式会社 ©IKEDA Manabu, Courtesy of Mizuma Art Gallery, Tokyo / Singapore

作品画像

草間彌生《PUMPKIN》2015年 作家蔵

© YAYOI KUSAMA

作品画像

会田誠《灰色の山》2009-2011年 協力:渡辺篤 タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金 撮影:宮島径

©️AIDA Makoto, Courtesy of Mizuma Art Gallery

作品画像

村上隆《黄色い麦藁帽子の女の子》2010年 タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金

© 2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

作品画像

宮永愛子《suitcase -key-》2019年 作家蔵 撮影:木奧恵三

©️MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery

作品画像

奈良美智《Through the Break in the Rain》2020年 豊田市美術館蔵

© Yoshitomo Nara Courtesy of Yoshitomo Nara Foundation

作品画像

岩崎貴宏《リフレクション・モデル(羅生門エフェクト)》2015年 ジットグループ株式会社蔵 撮影:木奧恵三

©️Takahiro Iwasaki Courtesy of ANOMALY

作品画像

小松美羽《精霊たちの時間》2024年 株式会社風土蔵 

© Miwa Komatsu

作品画像

宮島達男《Warp Time With Warp Self No.2》2010年 タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金 撮影:表恒匡

©️Tatsuo Miyajima, Courtesy of the artist and SCAI THE BATHHOUSE

作品画像

山口晃《百貨店圖(日本橋)》1995年 作家蔵 撮影:長塚秀人

©️YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery

イベント情報


① 宮永愛子×三潴末雄 ギャラリートーク

日 時
2024年11月3日(日) 14:00~15:30
会 場
ひろしま美術館 本館中央ホール 「ジパング展」会場内
定 員
約80名(先着順)
登壇者
宮永愛子(本展出品作家)、三潴末雄(ミヅマアートギャラリーディレクター)
※事前申し込みは不要です。
※聴講は無料ですが、当日有効の「ジパング展」入館券が必要です。


② 村上隆×三潴末雄 対談イベント

日 時
2024年11月9日(土) 14:00~15:30(開場は13:30)
会 場
リーガロイヤルホテル広島 ロイヤルホール4F ※会場はひろしま美術館ではございませんので、ご注意ください
定 員
約300名(先着順)
登壇者
村上隆(本展出品作家、オンライン参加)、三潴末雄(ミヅマアートギャラリーディレクター)
※事前申し込みは不要です。
※聴講は無料です。


③ 小松美羽×安藤礼二 対談イベント

日 時
2024年11月16日(土) 14:00~15:30(開場は13:30)
会 場
リーガロイヤルホテル広島 クリスタルホール4F ※会場はひろしま美術館ではございませんので、ご注意ください
定 員
約300名(先着順)
登壇者
小松美羽(本展出品作家)、安藤礼二(多摩美術大学美術学部芸術学科教授)
※事前申し込みは不要です。
※聴講は無料です。


④ 岩崎貴宏×古谷可由 ギャラリートーク

日 時
2024年11月30日(土) 14:00~15:30
会 場
ひろしま美術館 本館中央ホール 「ジパング展」会場内
定 員
約80名(先着順)
登壇者
岩崎貴宏(本展出品作家)、古谷可由(ひろしま美術館 学芸員)
※事前申し込みは不要です。
※聴講は無料ですが、当日有効の「ジパング展」入館券が必要です。