近代日本画革新運動を推進した国画創作協会(国展)で活躍した京都画壇の日本画家。同協会は、伝統的な官展のありかたに不満をもった若手画家たちによって、西洋美術と東洋美術の融合と新しい日本画の創造を目指して結成されました。しかし、麦僊自身は、後年官展に復帰し、新古典主義と評される画面に移行します。
夜桜之図
絹本, 軸 111.1×76.5cm
竹雀図
紙本, 屏風 169.5×332.8cm