大正・昭和を通じて、院展を中心に活躍した日本画家。刷毛で岩絵具を、ときには100回以上も塗り重ねをし、非常に微妙な色加減と濃密な色調に成功した作品が特徴です。また晩年は、淡い色調による大らかで温かみのある風景画を描いたことでも知られています。
新秋
1948年 絹本, 額 82.2×112.3cm
鉄線花
1958年 紙本, 額 77.0×56.0cm