ひろしま美術館

RAGUSA Tama

ラグーザ玉1861~1939

明治期にイタリアに渡り、同地で活躍した女性画家。旧姓は清原で、植木職人の娘として江戸に生まれました。当初日本画を学びますが、明治政府から日本に招聘されていた彫刻家ヴィンチェンツォ・ラグーザに見初められ結婚、同氏帰国の際に共にイタリアに渡ります。同地で本格的に西洋画を学び、堅実な画風の作品を多く残しました。

1936年 油彩, 絹布 42.5×42.3 cm