パリで活躍したリトアニア生まれの画家で、エコール・ド・パリのひとりとされています。モンパルナスのアトリエ長屋「ラ・リュッシュ(蜂の巣)」に住み、極貧の生活を送りながら独自の様式を確立しました。その後も、市井に生きる下積みの人びと、狂女、花や鶏、魚などの静物を表現主義的な激しさで描き続けた画家です。
椅子に寄る女性
La Femme à la chaise
1919年頃 油彩,カンヴァス 81.0×45.5cm
にしんと白い水差しのある静物
Nature morte au pot blanc et au hareng
1922-23年頃 油彩,カンヴァス 65.0×54.0cm