一貫して官展を舞台に活躍した洋画家。戦後海外から次々に入る前衛的な美術動向に一時迷いますが、写実を中心にすえた制作に独自の道を見出しました。ペインティングナイフを使った独特の質感をもった風景画を多く描いたことで知られています。
奈良初秋
1971年 油彩, カンヴァス 97.0×130.5cm