二科展、二紀会展を中心に活動した洋画家。重厚な色彩と質感をもったその油絵は、浅井忠の写実の精神を受け継いだ最後の弟子と評されています。関西を拠点に積極的に後進の指導にあたり、また『セザンヌ以後』など多くの著作を残しました。
彩壺の牡丹
1953年 油彩, カンヴァス 72.7×60.6cm