藤田嗣治を師と仰ぎ、フランスと日本で活躍した洋画家。10余年におよぶ最初の渡仏から帰国後、独立美術協会を中心に活躍、晩年は再び渡欧を繰り返しました。フランス時代の作品は「エビハラ・ブルー」と呼ばれた独特の質感をもった色彩で知られ、帰国後はその質感により幾何学的な画面構成を加味した画風で知られています。
群鳥(枯木)
1931年 油彩,カンヴァス 100.0×72.8cm