ひろしま美術館

ベルナール・ビュッフェ1928~1999

 1928年、パリに生まれる。父親は鏡製造業者。少年時代からデッサンが得意であったビュッフェは、1943年12月にエコール・デ・ボザールに入学するものの、数ヶ月で退学。ほとんど独学で絵を学ぶ。1947年頃から、アンデパンダン展等の出品で注目を集め、僅か20歳で批評家賞という権威のある賞を受賞し、一躍有名人となる。鋭角的なフォルムと独特の黒く強靭な描線、モノトーンに近い色彩によって描き出される作品は、苦悩と不安に満ちている。少年時代に経験した第二次世界大戦の記憶はまだ新しく、ビュッフェの作品はその荒廃した時代を具現化しているとみなされた。“時代の証人画家”と賞賛されたビュッフェは、画壇においては、抽象画全盛時代における具象絵画の若き騎手として将来を嘱望された。1949年にパリで開いた初の個展は大成功を収め、以来、世界中で個展が開かれるようになり、商業的にも成功する。その後、幾多の画風の変遷を経ているが、一貫したオリジナリティをもって意欲的に制作を続けた。50年の画家人生で約8000点の作品を残した多作の画家であった。20世紀の終焉に歩みを揃えるかのように、1999年、南フランスの自宅で逝去。享年71歳。

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ベルナール・ビュッフェ
《赤い家》

1961年 油彩,カンヴァス  89.4×116.2cm

Bernard BUFFET
La Maison rouge
oil, canvas

 

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ベルナール・ビュッフェ
《白地に青い縞の背景の百日草》

1963年 油彩,カンヴァス  63.5×53.2cm

Bernard BUFFET
Vase de fleurs devant le fond blanc et les rayures bleus
oil, canvas

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