ノルマンディー出身で、モネに屋外制作を勧めたことで知られる印象派の先駆者のひとりです。生涯にわたり、フランスの大西洋岸を旅し海浜の風景を描き続けますが、彼の海辺の風景を描いた絵は、画面の大半を占める表情に富んだ空の表現で知られ、コローはブーダンのことを「空の王者」と呼びました。
ボルドー風景
Paysage à Bordeaux
1874年 油彩,カンヴァス 48.5×74.0cm
ベルク、浜辺に座る漁婦
Groupe de pêcheuses assis sur la grève, Berck
1880-85年頃 油彩,板 19.3×33.0cm