ひろしま美術館

ポール・アイズピリ1919~2016

 明るく軽快なタッチの作品で知られる、画家、版画家。バスク人の祖父と彫刻家の父を持ち、様々な様式に触れながら独自のスタイルを築いた。 1919年にパリに生まれる。父の勧めで国立工芸学校(エコール・ブール)に入学するも画家になることをあきらめきれず、1936年にエコール・デ・ボザールへ入学し3年間学ぶ。1943年にパリで最初の個展を行い、さらにビュッフェらとも展覧会を行った。その後は、様々な場所へ旅をしている。とくに、2年間住んだマルセイユは彼に大きな影響を与え、その海や市場の光景のインスピレーションの源となった。次にヴェネツィアに旅をすると、コメディア・デラルテ(16世紀末~17世紀初めにイタリアで隆盛した即興仮面劇)や万華鏡のように色鮮やかな衣装を身に付けたアルルカンをテーマに制作した。 1945年にサロン・ドートンヌの会員になっており、1951年ヴェネツィア・ヴィエンナーレに参加、1952年にはアイズピリの名声を確立した展覧会がスイスのジュネーヴにあるMusée de l'Athénée で開かれた。その後、パリ、ニューヨーク、ロンドン、そして1971年に東京において続けて作品を発表。1984年にパリのEspace Pierre Cardinにて回顧展が行われている。1994年、フランスとスペインの国境近くにあるGuétharyの美術館では、アイズピリが40歳の頃に制作した最初の彫刻作品《L’oiseleur》が展示された。1996年、アイズピリの作品の重要な愛好家である中田氏は広島県尾道市になかた美術館を設立し、アイズピリの作品を多数所蔵した。2016年1月22日にパリで没。

NO PHOTO
 

ポール・アイズピリ
《花》

油彩,カンヴァス  63.2×53.6cm

Paul AÏZPIRI
Fleurs
oil, canvas

 

  • 印刷
  • 作家一覧へ
ページの先頭へ