同郷で同い年の鹿子木孟郎と渡仏し、ともにジャン=ポール・ローランスに学んで、帰国後は一貫して官展で活躍した洋画家です。はじめ写実的な画風を示しましたが、のちにポスト印象主義の影響を受け、また晩年は平面的な装飾的画風を実現しました。
裸婦
1911-12年 油彩, カンヴァス 64.9×91.0cm